2016年(平成28年)東京まゆみ会総会報告

2016年9月25日

2016年(平成28年)9月25日(日曜日)午前11時よりスクワール麹町において、昭和19年卒から昭和60年卒までの98名の会員と8名の来賓が参加して、 平成28年度東京まゆみ会定期総会が開催されました。
東京まゆみ会改革の第一弾として、毎年残暑の厳しい8月開催を避け、今年から昨年より1カ月遅い9月の開催となりました。 そして出来るだけ多くの会員、若い会員も参加できる総会にしたいという東京まゆみ会の役員の努力もあって、昨年の最若手が昭和51年卒でしたが、 今年の最若手は昭和60年卒と大幅に若返り、また創意工夫が随所に盛り込まれた会員参加型アトラクションは活気に満ちて、 昨年までとは大きく趣きが変わった総会になりました。

◆ 第1部 平成28年度東京まゆみ会定期総会

総会に先立ち、昨年まで長年にわたって総合司会を担当した高済博彦(昭和35年卒)さんに変わって、 今年から司会を務める副会長の佐藤富美夫 (昭和45年卒)さんから、高済さんへの慰労のことばと初司会のあいさつがありました。


総会は副会長の高橋智章 (昭和41年卒)さんが開会の辞で「1カ月遅れての開催を少し危惧していましたが、多くの会員に参加いただいて御礼申し上げます。 このスクワール麹町では長年にわたり総会を開催してまいりましたが、会場の諸事情により、来年からは別の場所での開催になります。」とあいさつがありました。

続いて安藤勇夫 (昭和34年卒)東京まゆみ会会長のあいさつがあり「本総会に100名近い会員の方に参加していただいて大変うれしく思います。 昨年会長に就任してから新体制で何をなすべきかいろいろ考えましたが、会員や役員からの多く寄せられる要望を、改善することから着手して取り組んできました。 変えることはとても難しいことですが、皆さんのご意見を聞きながら今後の展開を考えていきたいと思います。」と改革への意欲が示されました。

来賓の紹介のあと、渡辺秀雄同窓会長から「東京まゆみ会の改善はご苦労されていると思いますが、頑張っていただきたい。 今回もこれだけ多くの会員が参加する総会は、他支部にもないことで素晴らしいと思います。」と祝辞がありました。

引き続き安藤会長を議長に選出して議事に入り、早川ミツ (昭和37年卒)副会長から決算報告があり、渡辺浩司 (昭和34年卒)会計監査より監査報告のあと、 全会一致で決算が承認されました。

◆ 第2部 講話 「有り難きかな母校』 前 須賀川桐陽高校校長 五輪 美智子 (昭和49年卒)さん

38年間の教員生活を爆走し、今年退職した五輪美智子さんの高校時代の思い出、母校への思い、教え子への思い、様々な思いを熱く語りました。
《この講演の音声を聞きたい方は下の再生ボタンをクリックしてください。もしパソコンから音が聞こえない場合はイヤホンを装着してお聞きください。 OSによっては聞くことができない機種もありますのでご了承ください。》

《講演の様子と初参加の昭和60年卒業の教え子たち》

◆ 第3部 大きく趣きが変わった会員参加型懇親会

今年から変革を目指す東京まゆみ会の懇親会は、長年慣れ親しんだカラオケと決別し、会員参加型の懇親会に大きく舵を切りました。 この懇親会の司会を担当したのが、お笑い芸人よろしく赤と黄色の大きな蝶ネクタイが良く似合う!?… 山田由美子(昭和51年卒)さんと大内正造(昭和48年卒)さんの両名です。 2人は、ほぼ2時間にわたって会員の皆さんを飽きさせず、参加して楽しめる懇親会にするために八面六臂の大活躍を見せました。

懇親会は、今回初めて参加した新会員の紹介から始まりました。続いて乾杯を今年卒寿90歳を迎えた、 安斎直義(昭和19年卒)さんが「まだ90歳です。」という力強い一声でスタートしました。
早速参加型アトラクションに入り、第1弾は「安達の桜は第1回卒業生が植えたものですが、さて何本の桜を植えたのでしょう?」 など安達高校同窓会ホームページに掲載されている、安達の大正・昭和史『安達の歩み』からクイズ5問が出題され、 デーブル毎で最も多く正解を出したテーブル全員に豪華賞品(東京まゆみ会TMKオリジナルタオルハンカチ2016バージョン) が贈られる『達高歴史クイズ』で盛り上がりました。

続いて第2弾は景品争奪大ジャンケン大会となり、安藤会長に仮面を被せ全員とジャンケン勝ち抜けを行うのですが、 何故にジャンケンに仮面なの!?…と考える暇もなく、仮面を付けた安藤会長が積極的にイジラレキャラを演じていました。 もしかすると安藤会長はこうしたコスプレが好きなのかもしれませんね(笑)。 その後仮面を付けた渡辺秀雄会長、毎年お酒を提供いただく大七酒造の石井寿子(昭和28年卒)さんとのジャンケンなど、 景品がかかると会員の皆さんも真剣にジャンケンの勝負に挑んでいました。 …Web編集委員の私も渡辺会長との勝負に勝ち、オリジナルハンカチをゲットしました。お招きいただいたのになんと浅ましい事かと思いつつ、 なかなか素敵なオリジナルハンカチを貰って嬉しかったです。大満足(笑)。

そして第3弾は利き酒ならぬ利きワイン大会。ワインにうんちくのある人から飲めれば何でも良いという会員まで、 ステージ上に上がりましたが、司会がイジリ上手で「初恋はいつ?」「初体験はいつ?」などインタビューをされ、 無理やり青春時代の思い出に引きづり込まれ(笑)、会場も大いに沸きました。それでもワインはとてもおいしかったようで、 真剣に利きワインにチャレンジしていました。

各テーブルでもワインのうんちく談義に花が咲いていたようで、 我がテーブルの同期生もワインの良し悪しは分らないけど、高級なワインは飲んだ時に苦くて美味しく感じないんだよなぁなどとアドバイスを送り、 そのアドバイスも考慮に入れて選択した結果、ものの見事に正解して、その根拠のない理屈が証明されて、同期生一同も大盛り上がりでした(笑)。 後で関係者に聞いたのですが、利きワインに使ったワインは、かなり高級なワインだったようで、私も飲んでみたかったなぁとつくづく後悔しました(笑)。

最後のアトラクションは、皆さんから寄せられた差し入れやお土産など銘菓・銘酒が当たる大抽選会です。名札の裏の番号が読み上げられ、 次々と当たった会員がステージに上げられ、イジリ上手の司会者にインタビューを受けたり、仮装させられたりとまたまた大いに盛り上がりを見せ、 なんと本部の尾平副会長まで金髪のカツラを被せられて、満面の笑みを浮かべていました。ほぼ1年半、尾平さんを見てきましたが、 こんなにコスプレ好きとはつゆ知らず、びっくりした反面、そういえば尾平さんは安藤東京まゆみ会会長と同期だったはずで、 この昭和34年卒は、もしかすると皆さんコスプレ好きなのかもと1人納得してシャッターを切っていました(笑)。

本部役員も椅子に座ってただ飲んだり黙って見ていたりすることが多いのですが、今回の渡辺会長や尾平副会長のように、 どんどん同窓生の中に入って行って交流を深めることが、組織の活性化や100周年への盛り上がりにつながるのかもしれません。

懇親会の締めは、五輪美智子さんと教え子の昭和60年卒の初参加者がステージに上がり、『凱歌』と『校歌』を全員で肩を組んで謳い、 参加者相互の安達の絆を再認識して終わりました。

 最後に阿部 伊勢吉 (昭和45年卒)副会長が閉会の辞で「昭和19年卒から昭和60年卒のたくさんの同窓生に集まっていただき、 これからも東京まゆみ会を盛大にやっていきたいと思います。来年からは会場を別の場所に移して開催されますが、 来年もまた元気で再会しましょう。」のあいさつで平成28年度東京まゆみ会総会は幕を閉じました。

◆昭和60年卒の宍戸岩(いわお)さんが参加した感想を寄せてくれました

昭和60年卒業の我々にとっては、五輪先生とは高校三年間を共に過ごした、ある意味特別な存在です。 そして、わたしにとっても、三年間担任をしていただいた、特に思い入れのある恩師であります。 そういうわけですから、今回の企画「五輪美智子先生の講演」を聞いたとき、なんとか恩師を歓迎したいという想いがとりわけ強くありました。 なんとか、昭和60年卒の仲間が五人も、初めて総会に参加してくれることになり、とても嬉しかったです。
東京まゆみ会総会当日わたしは何度か出席してたものの、ここしばらくはご無沙汰でした。 ですから今回初めて出席する仲間たち五名のことが心配で、いち早く会場入りしました。 わたしも経験しましたが、初めて参加するときってドキドキするものですよね。だから、見知った顔が会場にいたら心強いかなと…。 そしたら五輪先生がすでに到着されており、ご挨拶出来ました。美智子先生って相変わらずで、ホント、チャーミングですね。 無事に受付をすませ、五輪先生の教え子ということで、今回ご配慮いただき五輪先生と同じ卓へ我々も座ることになりました。
五輪美智子先生というより、菅野美智子先生というほうが、分かりやすい同窓生も多いかと思います。五輪先生といえば、 国語の先生より数学の先生をイメージされる方が多いのではないでしょうか? ちょうど、わたしが安達高校に入学した年にご結婚され、菅野先生から五輪先生に、二年の時には産休をとられ、第一子をご出産されました。 そんな先生にとっては転機となる時期に、ご一緒出来たということがとてもいい思い出になっております。 そんな美智子先生(通称 みっちゃん)が達高生時代のエピソード、そして教諭として母校へ赴任された時のことなどをお話しされました。 もちろん、知らないエピソードのほうが多く、特別講話はおおいに盛り上がりました。 達高の名物教師として名をはせた美智子先生、学生時代もやはり名物生徒だったんだなと知りました。 特別講話タイトル「有り難きかな母校」をうまく話される先生って、やはり国語教諭なんだなとしみじみ思いました。
五輪美智子先生も、特別講話が終わり、ホッとされながら、我々の卓へ来られました。先生でも緊張はするものなんですね(笑) 我々の卓は、美智子先生がいらっしゃるので、高校時代の話や、現在のことなど、とにかくとても盛り上がった卓でした。 遅れてきた仲間も間に合って、本当によかったです。また、懇親会は、とにかく飽きさせない出し物が多く、とても楽しませていただきました。 今回の懇親会の企画を考えられた先輩に感謝したいと思います。
今回出席してくれたみんなが、とても楽しい会だったと喜んでくれたことが、なにより嬉しかったです。なんか高校生に戻った気分の一日でした。 とにかく、東京まゆみ会総会・懇親会って、楽しいですよ。迷うくらいなら出席してみて、なんか感じてって、しみじみ想いますね。
出席した1人が言ってました。我々世代が同窓会を盛り上げていてくれている先輩たちと、現在はまだ参加 されていない後輩たちとの、 橋渡し役なのかなと。

東京まゆみ会の組織概要

平成27年度 東京まゆみ会の組織概要は以下の通りです。(敬称略)
【会長】安藤 勇夫 (昭和34年卒)
【副会長】高橋 智章 (昭和41年卒)
【副会長】早川 ミツ (昭和37年卒)
【副会長】阿部 伊勢吉 (昭和45年卒)
【副会長】佐藤 富美夫 (昭和45年卒)
【副会長】平子 杉代 (昭和49年卒)
【事務局長】兼任 高橋 智章 (昭和41年卒)
【会計】兼任 早川 ミツ (昭和37年卒)
【会計監査】渡辺 浩司 (昭和34年卒)
【常任幹事】安斎 直義 (昭和19年卒)
【常任幹事】安斎 盛夫 (昭和26年卒)
【常任幹事】菅野 喜久夫 (昭和27年卒)
【常任幹事】山本 紀夫 (昭和34年卒)
【所在】〒192-0914 東京都八王子市片倉町1357-190 安藤勇夫 方
【電話&FAX】042-636-5061

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