総会
10月12日(土)爽やかな秋晴れの中、四ツ谷駅目の前にある「スクワール麴町」に於いて、来賓4名会員50名による、総会&懇親会が11時より開催された。
S51年卒 菅野育夫事務局長の明瞭な司会のもと、S45年卒 阿部伊勢吉副会長の和やかな開会の言葉で総会が開始された。
S45年卒 佐藤富美夫会長の重厚な挨拶、S49年卒同窓会会長 五輪美智子様のウイットに富んだご挨拶、安達高校校長 伊藤勝宏様の現況報告等の丁寧なご挨拶に続き、会計報告等もスムーズに進んだ。
そして今回初めてお越し頂いた、東京二本松会会長 丹羽長聰様(二本松藩主18代目)より、二本松会入会のお誘いのお話があり、筆者も来年は積極的に参加させて頂きたいと思った。
懇親会
懇親会は、12時よりS49年卒 百川教彦常任幹事、S51年卒 山田由美子副会長のベテラン2人の司会進行にて開始された。会員として初参加のH3年卒 高根孝子氏、H17年卒 千葉晃弘氏の2名の方から一言ずつ頂いた。他のまゆみ会支部同様、会員の高齢化やコロナ禍以降の参加者の減少が進んでいる昨今、貴重な新会員である。
S34年卒 安斎隆氏(福島県人会会長)による細やかなご配慮とユーモア溢れる乾杯の音頭後、45分間の歓談に突入した。スクワール麹町様のご厚意により、今回は福島の地酒、「大七・奥の松」3升、ウイスキー1本の持ち込みを含め、ビールや焼酎ワイン、ウーロン茶等を楽しみながら、美味しい料理を堪能し、賑やかに華やかに笑顔満開の歓談時間もあっという間に過ぎた。 会の開始前にS34年卒安藤勇夫氏(福島県中通り会会長)よりお預かりした「菊人形招待券30枚」もあっという間に皆さんの手に渡った。
そしていよいよ、サプライズで登場の物まねスター「高堂翔」の15分間のステージが始まった。五木ひろし、森進一から始まり最後は衣装も煌びやかに、美空ひばりの「川の流れのように」を会場の一人一人と握手をしながら歌いあげた。圧巻の全30曲を終え大きな拍手に包まれた。と、普通はここでお見送りなのだろうが、山田司会者がすかさず壇上に上がり、高堂氏を引き留めた。「29歳とは思えない懐かしい歌の数々ありがとうございました。お礼と延長料金の代わりにまゆみ会特製の『2024TMK』名入れハンカチを差し上げます。そして、ジャンケン大会の基になって下さい。」という図々しいお願いも快くお受け頂いた。爽やかでサービス精神旺盛で、お顔がちょっとだけ野口五郎似の高堂さん、満面の笑顔でお付き合い頂きありがとうございました。今後益々のご活躍を心から願っています。
大ジャンケン大会の2回目の勝者は昨年、最年長者ということで、ジャンケンの基になって頂いたS27年卒今年91歳の安斎正敏氏だった。なんと今年は自らのお力で特製ハンカチを勝ち取られたのだ。五輪会長の「同窓会の意義とは、安達高校の伝統を語り継いでいくこと。」というご挨拶の中のお言葉がすぐに蘇り、とても感慨深いものを感じた。
テーブルを移動させ、お待ちかねの校歌斉唱。S17年卒の息の合った二人を駆り出し指揮をお願いした、、、が、途中で教え子の危機を救うべく五輪先生が助っ人に入り、何とか無事に斉唱できた。最後は有志の応援団長の「フレーフレー安達!」「フレフレ安達!!」で勢いよく締めくくり、全員で記念撮影をし、S41年卒 高橋智章顧問の哀愁を帯びたご挨拶、S49年卒 平子杉代副会長の清々しい閉会の言葉で、お開きとなった。
毎年、この会の為に幾度も会合を開き、会報を作成し、ハガキの返信に一喜一憂し、いかに楽しんで頂くかに頭をひねり、、、 76年続いて来た事を続けて行く事の大事さ、難しさを痛感しながらも、同じ高校を卒業している皆さんとの交流は、思っていた以上に意義深く感じられる。 ただ、「今年は楽しかった。」「一人で参加して今年3年目でようやく馴染めた感じだった。」等伺うと、嬉しい反面、これまでの反省点も浮かび上がる。
若い世代の方達へは勿論だが、シニア世代の方達へのアピール方法ももっと考えなくてはいけない。地酒や少し残っているお国訛りで日々の喧騒を一時忘れる(筆者のようにいろんな事を忘れる、、、)、人生の先輩方の陽気さに触れる(琴線に触れても良い)等、もっともっとあるはずだ。筆者の少し弱り始めた脳では思いつかないことが沢山あると思う。どうか皆様のお知恵をお貸し下さい。ホームページにお寄せ下さい。
来年は、」10月11日(土)を予定していますので、ご参加を心よりお待ち申し上げます。
(東京まゆみ会副会長 山田 由美子)